前回の記事でMARTENについてご紹介しました。


今回はサウンド・ハンターで展示導入をした『PARKER TRIO Diamond Edition』について詳しくご紹介したいと思います。

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PARKERシリーズ

Martenのモデル名の多くはジャズジャイアンツにちなんだものになっています。

現行モデルは4つのシリーズで展開しています。

・COLTRANE
・MINGUS
・PARKER
・OSCAR

よくこの由来から、お客様に「JAZZ向けのスピーカーなの?」と聞かれますが、そんなことはなくてオールジャンルに素晴らしいパフォーマンスを発揮します。

過去にはMILESやDUKE、GETZ、DJANGOなどもあったようです。


現在のランナップの中でPARKERはミドルクラスに位置付けられており、展示中のPARKER TRIOは2.5Wayのトールボーイスピーカーです。

前回の記事でご紹介したセラミックドライバーやJorma Designの内部配線のほかにも特徴があります。
それらを順を追って説明します。

強固に共振を防ぐキャビネット

PARKERのキャビネットはM-Boardと名付けられた多層構造のMDFによって作成されています。
また写真のように前方に向かってテーパーがつけられています。
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共振を極限まで低減させつつ、取り付けるドライバーからの反射への対処をする事で、スピーカーの存在をサウンドステージ上から見事に消し去る事に成功しています。
音が出た瞬間から全くスピーカーの存在を感じさせません。

また、仕上げの美しさも特筆すべき点です。
店頭にあるモデルはピアノウォールナット仕上げですが、この光沢感は別格です。これはぜひ現物を見ていただきたいです。
鏡像にほとんど歪みがない程に磨かれた仕上げに丁寧な仕事ぶりが見て取れます。

決して華美なデザインではありませんが、北欧らしい機能美が感じられるスピーカーです。

ISOACOUSTIC社との共同開発によるオリジナルアイソレーター
脚部にはカナダのISOACOUSTICS社と共同開発したオリジナルのアイソレーターを使用しています。
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このアイソレーターの構造について詳細は明らかになっていませんが、接地面からの影響を限りなく低減し、歪みや共振を抑える役割を担っています。
キャビネットと同じく、音に対しての内外の影響を極力低減する事を徹底しているようです。

床との接触面は吸盤のようになっており、フローリングに設置する場合はちょっとやそっとでは動かない安定感があります。その代わり緻密な位置調整をする時はすこし根気が必要です。


3ドライバー+2パッシブラジエーター構成の2.5WAY

PARKER TRIOは2.5cmセラミックツィーター(スタンダードエディション)と19cmセラミックコーン×2で構成されており、背面にはパッシブラジエーター2基が搭載されています。
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パッシブラジエーターはアルミコーンで、興味深いのがウーファーのユニットより一回り大きい22cmのものが使用されています。この辺りにもノウハウがありそうです。
ディープで存在感がありながらも、しっかりとハンドリングのできる低域が再生されます。

DIAMOND EDITION

ここまでのご紹介はスタンダードエディションの仕様でした。
続いてサウンド・ハンターが導入したDIAMOND EDITIONについてご紹介したいともいます。

その名の通りダイヤモンドツィーターを搭載したモデルですが、それ以外にもさまざまなグレードアップが施されています。

・ACCUTON製ダイヤモンドツィーターDSC04285

・内部配線にJORMA DESIGNの最上位グレード『STATEMENT』
・ネットワークに銅箔キャパシター
・スピーカーターミナルにWBT社製のハイグレードモデルDSC04288

上記のように非常に豪華な仕様になっています。

ACCUTONのダイヤモンドツィーターもJORMAのSTATEMENTも非常に高価なのですが、それをあえて採用するという事は相応の効果があったという事でしょう。

では、実際STANDARD EDITIONとDIAMOND EDITIONの音質差はどれくらいあるのか。
こちらについては変則的ではありますが後日比較する機会をいただけたので改めて記事にすることにして、今回はDIAMOND EDITIONについてのみお伝えしたいと思います。


極めて自然な音色、ステージをそのまま再現する空間表現力

PARKER TRIO Diamond Editionのサウンドは、ブランドのご紹介でもお伝えした通りきわめて自然です。
ピアノのタッチを繊細に表現する緻密な描写力や、オーケストラの重厚で広大なスケール感もしっかりと鳴らし切るパワーもあります。
しかしそこに一切の誇張感やけれん味はなく、ただただ自然なステージが広がります。

ずっと聴いていたくなるような音。
音楽そのものと向き合えるような再生。

MARTENのテーマである"Keeping It Real"が見事に表現されています。


先日行ったフルモノラル+オールJORMAのイベントはやりすぎてPARKER TRIO Diamond Editionにとってはオーバースペックのシステムになってしまいましたが、それゆえにPARKERの真価を知る事が出来たように思います。

イベント中システム構成が日々変化していきましたが、アップグレードするごとにどんどん音の刺激がなくなっていきました。
丸く(ゆるく、ではなく)透明で、まったく聴き疲れしない音です。

試聴されるお客様ひとりひとりの滞在時間が普段よりとても長かった事がとても印象的でした。
いつまでも聴いていられるし、いつまでも聴いていたくなるような魅力に溢れていました。


現在(2023.5.8)時点ではLUXMANのフラッグシップ10Xシリーズで構成していますが、その音の片鱗はしっかりと感じられます。

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自然で、心地良く、ずっとひたっていたくなるような音楽を奏でるスピーカーです。
多くの方に聴いていただきたいと思っています。
サウンド・ハンターではPARKER TRIO DIAMOND EDITIONを常設展示しておりますので、ぜひご自身でその実力をお確かめください。

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