2月22日(水)~26日(日)まで開催したBurmester試聴会は、多くのお客様がご来店くださり大変活況なイベントになりました。ありがとうございました。
改めて今回の新型ステレオパワーアンプ『216』についてレビューしたいと思います。

フラッグシップモデルの技術を踏襲したステレオパワーアンプ
2021年のインターナショナルオーディオショウ(TIAS)に合わせてBurmesterのフラッグシップパワーアンプ『159』が発表されました。

その年のTIASは159の話題で持ち切りだったことを印象的に覚えています。
そのサイズ、デザインもさることながらその価格(4,400万円!)が衝撃的でした。
しかし実際に聴いてみると別次元のクオリティをもったアンプである事はすぐに分かりました。
軽々とドライブさせる余裕の駆動力、気品あふれる音色…
どう転んでもサウンド・ハンターにお迎えする事はなさそうですが、スーパーハイエンドの音というものを知れたのは良い体験でした。
『159』の開発の中で培った技術を踏襲した新たな中核モデルとなるがこの『216』です。

カタログの文言をお借りすると以下のような特許技術が採用されています。
静止電流は加熱段階においても非常に正確な温度測定に基づき調整され、わずか数分後に最適化された動作点に到達し、最高のパフォーマンス維持が可能』な、独自の回路技術(特許出願中)
ざっくりというと『ウォームアップの時間を短くする』事と『最高のパフォーマンスを発揮する温度を維持する』事ができる回路技術のようです。
これ以外にも、温度管理については徹底している事が構造から見て取れます。
例えば、Burmesterのデザイン的な特徴にもなっているヒートシンクもそうですし、天板とヒートシンク、ヒートシンクと底板の間にそれぞれスリットがあり、そこからも排熱を促している構造になっています。
また、底面にもパンチングホールによる通気があるそうです。(未確認)
この徹底した排熱構造のおかげか、フル稼働した状態でもさほど熱くはならず最適な温度を保っている事が分かりました。
X-AMP技術というBurmester独自のフルバランス回路が採用されているとの事ですが、X-AMP技術がどういったものかの記述を現時点で見つけられていないので謎です。
もし分かったら追記したいと思います。
華やかでありながら落ち着きを感じさせる気品のあるサウンド
5年ほど前にサウンド・ハンターでSonus faberのHomage Traditionシリーズのイベントを行った事がありました。
主役はTraditionシリーズですが、その際にせっかくなので、という事でBurmesterも一緒にお借りしました。
その時のパワーアンプは長らくBurmesterの顔となっていた『911MKIII』だったと記憶しています。

216と比較するとだいぶ厳ついデザインです。
これはこれでカッコいいと思います。
この時の音はいまだに印象に残っています。
一音一音が光を放っているようなキラキラとした華やかさのある音色。(Sonusとの組み合わせもあるでしょうが)
それまでBurmesterの音を聴く機会が無く、何となく固い音がしそうなイメージがありましたが予想に反した音でなんてエレガントなサウンドなんだろうとびっくりしました。
その強い印象が残った中での今回の試聴です。
一番最初に思ったのが、落ち着いた印象になった事です。
もちろん、Burmesterらしい華やかさは持ち合わせていますが、もっとじっくりと聴かせるような安定したサウンドになっています。
911MKIIIの頃に感じた印象が弾けるような音色だとすると、今回はしっかりとユニットを制動させてコントロールされた音色。
SPEC上ダンピングファクターの数値が1000以上→1500(100Hz/4Ω)となっているので、そのあたりの違いを感じたのかもしれません。
また華やかな高域だけでなく、低域も非常に独特なものを感じました。
低域の解像度が上がると、どちらかというと筋肉質なゴリっとした低域になる印象があります。
216は他と比べても高い低域の解像度を持っているように感じるものの、そういった固さがいい意味で感じられません。
やわらかいとも違う、しっかりとハンドリングされがらも伸びやかさを感じさせる低域。
華やかな高域にばかり意識がいっていましたが、低域もとてもユニークで好ましい音色でした。
超ド級のアンプを完成させたからこそ216はその上質で気品のある新たなBurmesterサウンドを獲得したのでしょう。
最近の海外製品は昨今の状況もあり、現実的な価格とはいいがたいものになってきています。
正直なところ中には価格と内容が釣り合っていないようなものもあるようにも感じています。
その中で216は決して容易に手が出せるものではありませんが、その価格に見合った(それ以上の)価値をもったアンプだと思います。
改めて今回の新型ステレオパワーアンプ『216』についてレビューしたいと思います。

フラッグシップモデルの技術を踏襲したステレオパワーアンプ
2021年のインターナショナルオーディオショウ(TIAS)に合わせてBurmesterのフラッグシップパワーアンプ『159』が発表されました。

その年のTIASは159の話題で持ち切りだったことを印象的に覚えています。
そのサイズ、デザインもさることながらその価格(4,400万円!)が衝撃的でした。
しかし実際に聴いてみると別次元のクオリティをもったアンプである事はすぐに分かりました。
軽々とドライブさせる余裕の駆動力、気品あふれる音色…
どう転んでもサウンド・ハンターにお迎えする事はなさそうですが、スーパーハイエンドの音というものを知れたのは良い体験でした。
『159』の開発の中で培った技術を踏襲した新たな中核モデルとなるがこの『216』です。

カタログの文言をお借りすると以下のような特許技術が採用されています。
静止電流は加熱段階においても非常に正確な温度測定に基づき調整され、わずか数分後に最適化された動作点に到達し、最高のパフォーマンス維持が可能』な、独自の回路技術(特許出願中)
ざっくりというと『ウォームアップの時間を短くする』事と『最高のパフォーマンスを発揮する温度を維持する』事ができる回路技術のようです。
これ以外にも、温度管理については徹底している事が構造から見て取れます。
例えば、Burmesterのデザイン的な特徴にもなっているヒートシンクもそうですし、天板とヒートシンク、ヒートシンクと底板の間にそれぞれスリットがあり、そこからも排熱を促している構造になっています。
また、底面にもパンチングホールによる通気があるそうです。(未確認)
この徹底した排熱構造のおかげか、フル稼働した状態でもさほど熱くはならず最適な温度を保っている事が分かりました。
X-AMP技術というBurmester独自のフルバランス回路が採用されているとの事ですが、X-AMP技術がどういったものかの記述を現時点で見つけられていないので謎です。
もし分かったら追記したいと思います。
華やかでありながら落ち着きを感じさせる気品のあるサウンド
5年ほど前にサウンド・ハンターでSonus faberのHomage Traditionシリーズのイベントを行った事がありました。
主役はTraditionシリーズですが、その際にせっかくなので、という事でBurmesterも一緒にお借りしました。
その時のパワーアンプは長らくBurmesterの顔となっていた『911MKIII』だったと記憶しています。

216と比較するとだいぶ厳ついデザインです。
これはこれでカッコいいと思います。
この時の音はいまだに印象に残っています。
一音一音が光を放っているようなキラキラとした華やかさのある音色。(Sonusとの組み合わせもあるでしょうが)
それまでBurmesterの音を聴く機会が無く、何となく固い音がしそうなイメージがありましたが予想に反した音でなんてエレガントなサウンドなんだろうとびっくりしました。
その強い印象が残った中での今回の試聴です。
一番最初に思ったのが、落ち着いた印象になった事です。
もちろん、Burmesterらしい華やかさは持ち合わせていますが、もっとじっくりと聴かせるような安定したサウンドになっています。
911MKIIIの頃に感じた印象が弾けるような音色だとすると、今回はしっかりとユニットを制動させてコントロールされた音色。
SPEC上ダンピングファクターの数値が1000以上→1500(100Hz/4Ω)となっているので、そのあたりの違いを感じたのかもしれません。
また華やかな高域だけでなく、低域も非常に独特なものを感じました。
低域の解像度が上がると、どちらかというと筋肉質なゴリっとした低域になる印象があります。
216は他と比べても高い低域の解像度を持っているように感じるものの、そういった固さがいい意味で感じられません。
やわらかいとも違う、しっかりとハンドリングされがらも伸びやかさを感じさせる低域。
華やかな高域にばかり意識がいっていましたが、低域もとてもユニークで好ましい音色でした。
超ド級のアンプを完成させたからこそ216はその上質で気品のある新たなBurmesterサウンドを獲得したのでしょう。
最近の海外製品は昨今の状況もあり、現実的な価格とはいいがたいものになってきています。
正直なところ中には価格と内容が釣り合っていないようなものもあるようにも感じています。
その中で216は決して容易に手が出せるものではありませんが、その価格に見合った(それ以上の)価値をもったアンプだと思います。
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